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長く英語を勉強しても、なかなか英語が聞き取れないと感じまんせんか?
その理由を自分になりに考察してみました。
1 脳の補正処理が動かない
通常言語を聞いたり物を見ている場合、人間の脳は勝手に足りない情報を補正してくれます。前後の文脈やヒントから話し手が意図したフレーズを正確に再現してくれます。
AXXLE しか聞こえなくても前後関係から APPLE とかってに補正してくれる訳です。
電話・雑音等だと聞こえにくいというのは、このポターンでしょう。
解決策として、大量の英語を聞いてパターンを覚えるしかないですね。
ちなみに、この機能はほぼ無意識的に処理されるので native の人にこの事を話しても、理解されないかもしれません。
2 結合、欠落、変化
この話しは良く英語の教材にでてきますよね。
結合 = 後の単語が母音の場合、前の単語の最後文字とくっつく (an area => アナリア )
欠落 = アメリカ英語で t が聞こえなかったり、イギリス英語で単語中の r が発音されないなど
変化 = アメリカ英語で t が d または 時に r に聞こえる ( into => インドウ)
こういった変化は日本語でもあります。
例:音楽 “おんがく” + 会 “かい” => 音楽会 “おんがっかい”
3 固有名詞(名前、地名)
これはもう、しょうがが無いですね。日本で発音されているものとは全然違うものもあるので注意です。
プラハ -> プラグ、ウィーン -> ヴェーナ、ハイチ -> ヘイチ、マクドナルド -> ミクダナルド
(カタカナ表記なのでかなり間違ってます)
ただ、こういうのは
1 英語学習の教材 2 テレビのニュース 3 世間話しの時
は問題になりますが、仕事なので専門的な会話をしている場合はあまり問題にならないケースがあると思います。
4 単語の切れ目の誤解
私の場合よくあるのですが、三単現や複数形の s の位置をまちがえてしまいます。例えば
Cars take・・ という文がある場合 car が聞こえた時点で ”車” と認識してしまい、残りの s を後ろの take にくっつけてしまうものです。
Cars take ・ が Car stake ・ と聞こえてしまい、何それ?という事に。
5 アメリカ語と英語
多くの日本人が中学校と高校で学んできた英語は、基本的にアメリカ語です。なので英語の発音等はなかなか聞き取りにくいものがあります。
イギリス英語:
語尾・語中の R を発音しない、2重母音を発音せず単に長母音になる事がある sure => シュー
6 単語力のなさ
7 文法力のなさ
これは増やすしかないですね。
まぁ理由は単純、アウトプットをしてないからですよ。アウトプットの量でインプットの質と量が最適化されます。by kenchan