ずーと不思議に思っていた事だが、CNNのアナウンサーは日本人の名前を
Japanese PM Junichiro Koizumi
と、名・姓の順番で言うのに、中国・韓国人の人名は
Secretary General Ban Ki-moon (潘基文)
の様に、姓・名の順番で言う。言うまでもないが日本も韓国も中国も自国での順序は姓・名。
何故か?昔アメリカ人に質問しても、はぐらかされていたのだが・・
最近あるBlogで紹介されていた 日本人の英語 by マーク・ピーターセン の本を読んで目から鱗が落ちた。
(目から鱗って聖書の表現なんだね。日本の表現かと思ってた)
結局、昔の日本人が勝手に順番を変えたようだ。日本人がご丁寧に名前の順番を変えているので外国の報道も、それを普通と勘違いして名・姓の順番になったのだろう。
日本文学の知識のある著者マークは、日本に来た時「ソウセキ・ナツメ」と言われて、誰の事を言っているのか理解できなかったそうだ。言語が違うからといって姓名の順序を変えるのは不合理だと著者はいう。
アルベルト・アインシュタインといい、日本語だからといって、アインシュタイン・アルベルトという人は、まずいないであろう。
この習慣はやめた方がいいのでは?と著者は提案するがもう遅いだろう。システムの表示が姓名順序の入れ替えを(表示言語等に応じて)勝手に変更してくれるからである。
(ちなみにこの本の初版は1988年)
日本に関して知識の無いアメリカ人(殆どのアメリカ人)は、日本の姓名の順序が自国でも名・姓であると思い込んでるんだろう。
Melon Shimizu です





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